映画上映情報 “福”支配人

どうも、シネ・ギャラリーの”福”支配人です。
現在、公開中の『ウォールフラワー』はオススメの青春映画です。

詳しくはオフィシャルサイトをご覧いただきたいと思いますが、
スクールカースト最下層の少年と、ナイーブな「はみ出し者」である兄弟の出会い。
1999年に刊行された原作は、全米で青春小説の金字塔的作品になったそうですが、
原作者スティーブン・チョボスキー自らが監督を務めたところも注目すべきところかもしれません。

当初、“福”支配人的には、今の若者(漠然としてますが、例えば今の高校生など)に
オススメしたい作品なのかと思っていましたが、これ実は「かつての高校生」に
ぴったりなのでは？と思うようになってきました。
(具体的に言いますと、現３０代～４０代くらいでしょうか？)

友情とか恋とか部活とか受験など日本人の僕らでも経験することに、主人公チャーリーは
胸をときめかせたり痛めたりするのですが、彼の過去をきっかけに一転する展開に魅せられます。
小粒な作品ながら、是非お勧めしたい一品です。山椒は小粒でピリリと辛い。


あと、“福”支配人が心を掴まれたエピソードは、「オリジナルテープ」の存在です。
劇中でチャーリーたちは「ザ・スミスが好きだ」と言っていますが、まさに青春。

“福”支配人的も３rd『クイーン・イズ・デッド』の「ゼア・イズ・ア・ライト」なんかを
オリジナルテープに入れ込んで、好きな女の子に贈ったもんでした…(恥)。
(彼女にはモリッシーの詩世界観もジョニー・マーのギターもあまり響いてくれませんでしたが…)

あと、本作のサントラも是非チェックです。
New OrderやXTC、ソニック・ユースなんかも収録。
OKGuideというサイトで割と丁寧なサントラ紹介が見れました、皆さんもよろしければ…。
OKGuide・・・「映画『ウォールフラワー』をサントラで楽しむガイド」

ラフ・トレードといえば、モノクローム・セットの『ウォールフラワー』なんて曲もありましたねぇ。
全然、余談ですが、懐かしくて涙が出そうになっちゃいました…。
(映画見て、懐かしくて涙が出ちゃいました…。)