映画上映情報 “福”支配人

どうも、シネ・ギャラリーの“福”支配人です。　
先日17日、イラン人監督アッバス・キアロスタミ最新作の
『ライク・サムワン・イン・ラブ』のジャパンプレミアが、当館で開催されました。
本年度カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式招待作品である本作は
9/15(土)より東京・ユーロスペース他で全国公開される作品です。
(当館では9/29(土)公開)

今回のジャパンプレミアは急遽決定したこともあり、告知期間も短かったのですが、
多くの方にご参加いただくことができました。
主演の高梨臨さんに舞台挨拶をしていただき、盛況に終えることができました。

(↑主演の高梨さん、本当に綺麗な方でした…)

ところで、そもそもなぜ全国公開に先駆けて行われるジャパンプレミアが当館で
行われたのか？と言いますと、本作は監督のキアロスタミ以外はほとんど
日本人スタッフとキャストで日本を舞台に制作されていているのですが、
なんとここ静岡市(静岡駅のロータリー)でロケーションされた作品でもあるからです。

(↑昨年１１月静岡ロケ時のキアロスタミ監督と田辺市長)

「シズオカ×カンヌ×映画プロジェクト実行委員会」が制作協力し、
１５０名以上もの静岡市民エキストラ参加した作品であるといった経緯もあり、
今回、ジャパンプレミア上映会を行うことになったのですが、
“福”支配人としてはいろいろ感慨深いものがありました。

今後、静岡でも所縁の作品でジャパンプレミアが開催される可能性はありますが、
世界的巨匠によって作られ、世界三大映画祭のコンペに出されるような作品のプレミアを
当館で(というより静岡で)開催されることは、まずもう無いのではないかと思うからです。

見慣れた静岡の風景が、スクリーンに映し出されることで映画的に風景に変貌し、
とても新鮮な気持ちになります。また、その静岡ロケのシーンが全体を通して
非常に重要なシーンであることも付け加えておきたいと思います。

(↑ジャパンプレミアの舞台挨拶の様子)

さらに言えば、たいしたお手伝いはできなかったのですが、
エンドロールに弊社名と“福”支配人の名前を載せてもらえるとは、もう感無量です。

公開は来月ですが、今後いろいろな雑誌やテレビで目にすることがあると思いますので、
そのときは是非チェックしてみてください。

あと、当館で上映する作品が掲載されることは珍しいのですが、広報しずおかの
９／１号にも紹介記事を掲載してもらえることになっています。

『ライク・サムワン・イン・ラブ』ロードショーをお楽しみに。