11/10から上映が始まっている『イーちゃんの白い杖』。
なんと、続映が決定しました~
続々舞台挨拶も決定!
25日にはナレーションの春風亭昇太さんの登壇が決定しました
11/10(土)~11/23(金)連日①10:00
【続映】11/24(土)~11/30(金)連日①10:45
11/17(土) 登壇者:小長谷唯織(イーちゃん)、小長谷卓也(父)、橋本真理子(監督)、川口カズヒロ(音楽)
11/18(日) 登壇者:小長谷和美(母)、橋本真理子(監督)
11/23(金・祝) 登壇者:小長谷唯織(イーちゃん)、橋本真理子(監督)、川口カズヒロ(音楽)
11/25(日) 登壇者:春風亭昇太(ナレーション)、小長谷唯織(イーちゃん)、橋本真理子(監督)※上映前の舞台挨拶となります。
※登壇ゲストは急遽変更となる場合があります。
定員制、自由席、途中入場・払い戻し不可
予約はできません。当日受付順のご案内となります。(11/25も同様)
※1階大ホール(定員200名)で上映予定。混雑が予想されますので、お時間に余裕を持ってご来場ください。
※定員制のため、満席時はご入場いただくことができません。
※途中入場不可。舞台挨拶のみの参加不可。
さて、『イーちゃんの白い杖』はUDCast対象作品です。
皆さん、「UDCast」というサービスをご存知でしょうか?
UDCast(ユーディーキャスト)とは映画・映像・放送等の「音声」をスマートフォン等の携帯端末のマイクが拾うことで、その端末を通じて、字幕や手話の表示、音声ガイド再生等を行うことのできるアプリケーションです。
映画や放送番組、Web動画、展示施設など対して、障害や言語の壁を越えて誰もが情報を得ることができることを目的としています。
観客、来場者のすそ野を広げ、これまでより多くの方が映像等の魅力に出会い、共感・共有する機会を提供します。(UDCastホームページより)
スマートフォンにUDCastのアプリを使用することで、イヤホンから副音声が流れ、目の不自由な方もいつでも映画館で鑑賞できるようになったのです

UDCast以前は、目の不自由な方は副音声の流れる特別な上映でしか映画館では観られないといった状況でした。実際に副音声のある邦画は全体の1%だったとのこと。
UDCastのHP(
http://udcast.net/ )をご覧いただければ、現在の多くの邦画がUDCast対象作品であることが確認できると思います。
使い方はとっても簡単

(ここでは音声サービスについて記載します)
【①~④まではご自宅で準備】
①スマートフォンにUDCastのアプリをダウンロード
②アプリを立ち上げて、使用端末動作確認をする
③アプリのトップ画面から「映画 音声ガイド」を選択
④鑑賞予定の作品を選択し、音声データをダウンロードする
【⑤~⑧はご鑑賞当日劇場での操作】
⑤劇場窓口でチケット購入
⑥劇場に入ったら、端末にイヤホンを装着し、機内モードにする
⑦アプリを立ち上げ、「映画 音声ガイド」→鑑賞する作品名→「音声ガイドを聞く」を選択
⑧映画が始まると、自動的に音声ガイドが流れます。
私も少し試してみたことがありますが、音声ガイドのタイミングばっちりです

映画の音声に信号が埋め込まれていて、スマートフォンがそれをキャッチし、度々タイミングを調整しているとか。
字幕サービスもありますが、こちらは専用のメガネが必要です。
(このメガネ、コナン君のメガネみたいにレンズに字幕が浮かび上がります!すごい!!)
『イーちゃんの白い杖』のUDCastは、イーちゃんも事前にチェックしてくれています。
UDCastのようなサービスを使わない方々は、UDCastの事をほとんど知らないのではないのかなと思います。
先日鑑賞した邦画には、「この作品はUDCast対象作品で、上映中スマートフォンを操作する方がいるかも知れないがご理解ください。」といった映像が流れました。
UDCastのようなサービスがどんどん広がって、映画を観るハードルがなくなっていくと嬉しいですね!
映画は映画館で色々な人と一緒に鑑賞し、楽しむものですので
ブログで紹介して目の不自由な方に届くのかしら・・・

と考えていましたが、最近はPCもスマートフォンも読み上げ機能が充実しているのでなんとかなりそうです

もし周りでUDCast知らない方がいらっしゃったら、こういうサービスがあるらしいよ

と話題に出してみてくださいね~
そして一緒に映画を観に来て下さい
『イーちゃんの白い杖』連日とても多くの方にお越しいただいています。
期間も延長しましたので、この機会に是非お越し下さい