eしずおかイベント情報

静岡市葵区御幸町にある、文化施設のサールナートホールです。 三階には、静岡シネ・ギャラリーも併設しています。 いろいろな催し物、映画を上映しています。

ミニー

『少年の君』 痛みをともなう愛、最後まで見届けられますか? 

みなさん、こんにちは。
ミニーです。

私の2020年度ベスト1作品『少年の君』が上映中ですemoji02
あらすじは公式HPでご確認ください。 →コチラ

久しぶりに作品紹介をしようと思い書き始めましたが、全く進まず。。
思い入れが強すぎて、好きすぎて、、、今も泣きそうです。。

こんな痛みのともなう純愛ラブストーリーを語ろうなんて無理。
ただ、観て、泣いて、二人が描く未来に思いを馳せてほしい。
そんな感じです。

どうしようもできない日々を過ごす中で、限界があることも、無力なこともわかっている。
だからこそ、自分の信じる道をただ進むしかない若者たちが、胸を打ちます。

あらすじを読んでいただければわかると思いますが、
本作はいじめをテーマのひとつとして描いています。
チェン・ニェンを演じたチョウ・ドンユイのメンタルが心配になるほど、いじめのシーンは酷です。
加害者、被害者どちらにもなり得るということ、そしてその結末をきちんと描くことで、
いじめは現実なんだということを実感させられます。

また、受験戦争、格差問題も描かれています。
どれだけ、精神的にも肉体的にもつらい現実を生きているのかと、胸が痛みます。

『少年の君』 痛みをともなう愛、最後まで見届けられますか? 

そんな中、大人たちは正しい道を進めと言います。

私は、ある大人がどうしても好きではありませんでした。
その大人は、チェン・ニェンを守り、助け、正しいことをするよう導きます。

その大人の行動は間違っていません。しかし、チェン・ニェンの細くて小さくて、震える背中を目にしたとき、私はその大人のした事が本当に正しいことなのか、すぐに納得できなかったというか、少しモヤモヤしたものがありました。

  (私の心の声)「チェン・ニェンだって自分がすべきことはわかっているんだよ。だけど、きっとそれだけじゃないんだよ―!!」

みなさんは、どう思われるのでしょうか?

また泣きそうです。。。

常にチェン・ニェンの後ろを歩き、「僕が君を守る」と言ったシャオベイ。
そんなシャオベイに「いつか並んで表通りを歩けるよ」と笑ったチェン・ニェン。

『少年の君』 痛みをともなう愛、最後まで見届けられますか? 

チェン・ニェンの願いが叶うといいなface01
一緒に並んで歩く二人を想像しただけで、また泣きます。。。

きっと何度観ても、泣きます。
それくらい、心に響いた作品でした。

是非、みなさんにも観てほしいと思いますemoji01

上映期間・時間は、当館HPでご確認ください。→コチラ

みなさまのご来場をお待ちしております。



P.S. デレク・ツァン監督の前作『ソウルメイト/七月と安生』も大好きな作品です。
主演の一人をチョウ・ドンユイが演じています。
こちらも素晴らしい作品ですので、是非観ていただきたいですemoji01

私、チョウ・ドンユイさん好きなんですface02
本当に素晴らしい女優さんだと思います。
デレク・ツァン監督との3作目に期待したいです!!




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Posted by サールナートホール 静岡シネ・ギャラリー at 11:15

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(劇場直通)

054-250-0283

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