みなさん、こんにちは!
おそらく1年半ぶりの登場

シネ・ギャラリースタッフの、わっさんです。
ご無沙汰しております。
今年こそはブログ更新にちょこちょこ登場していこう、と意気込んでおります。
それはさておき
本日は、ただいま好評開催中の
“静岡シネ・ギャラリー セレクション特集”の上映作品から、
世界が驚愕した低予算、爆笑ロードムービー

『昼間から呑む』
を、ご紹介します!!
まずは簡単なあらすじを
「彼女にふられ、傷心のヒョクチンをなぐさめる飲み会。
その場は大いに盛り上がり、明日、皆で江原道のチョンソンに 旅に出ようということになる。
そして翌日、待ち合わせ場所に やってきたのはヒョクチンひとりだけ。
途方にくれるヒョクチンだったが、 後で合流するという友人の言葉を信じ、 ひとり目的地へと向かうことに。
しかし
宿泊先のペンションの主人は、友人の知り合いのはずなのにものすごく感じが悪い!!
でも
隣部屋に宿泊しているらしい美人からは 誘惑らしきポーズ!?
ひとり、部屋で一人酒を呑みながら、 ヒョクチンの心は大いに揺れ始める・・・。」
…という、誰の日常にもありそうなきっかけで始まるロードムービーです。
冒頭の飲み会シーンで
お酒を呑みながら友達と騒いで「失恋なんて忘れてしまえ!」という、周囲の空回りな勢いや
そのままの流れで「なにか楽しいことを!そうだ旅行だ!!」という、思いつきだけの提案は
うわぁ、若い頃の酒の席でよく見る光景だなぁ(笑)…
と個人的にニヤニヤしながら、物語はスタート。
翌日、いざヒョクチンの一人旅が始まり、話が転がり出すと
そのゆるいオフビートな空気とは裏腹に、
旅先で出会う人々は、なんだか不穏で強引な人ばかりでトラブルの連続!
ヒョクチン自身も薄々「?」と警戒はしているのですが
ついつい人との間に 酒と煩悩 が入ると、あれよあれよと流されてしまい旅が続いていってしまうのです。
ヒョクチンの駄目駄目っぷりに
「あぁもう、ほんとにこの人お馬鹿さんだなぁ…」と
そしてその不運続きに
「いやいや、もうやめて帰った方がいいって!!」と、何度心の中で叫んだことか(笑)
主人公ヒョクチンを演じるソン・サムドンはとても自然なお芝居で
どこにでもいる、優柔不断だけど、どこか憎めない青年を好演しています。
そのほか旅先で出会う人物を演じる役者陣も、個性派揃い。
「何なんだ、この人!?」と、それぞれに濃いキャラクターで楽しませてくれます。
女に溺れ、酒に溺れる珍道中。
ヒヤヒヤしながらも、思わずクスクスと笑ってしまう独特のテンポと雰囲気が心地よい作品でした。
そろそろお花見の季節も近づいてきた今日この頃
「お酒」にまつわる映画を観て、笑って
ほろ酔いの予行演習はいかがでしょうか(ちょっと強引…笑)?
セレクション特集、プログラムD『昼間から呑む』は、3/24(土)までの上映です!!
上映時間など詳細は→
コチラ
※数日ごとに、上映時間が変わりますので御注意下さい。
そして、ただいま静岡シネ・ギャラリーでは
2012年度シネ・ギャラリー会員も募集しております!
入会して頂くとセレクション特集のうち1作品が無料になるチケットをお渡ししています

お得な特典満載のシネ・ギャラリー会員募集も
今月末までですので、
この機会に是非、よろしくお願いいたします!!
それでは
皆さまのご来場を、心よりお待ちしております
