こんにちは!やまちです

いよいよ明日から「秋のアジア映画特集」第一弾が始まりますよ
明日は『愛の言葉』、『GF*BF』、『この世の果て』、『あなたがいてこそ』が公開です!
私やまちのオススメ映画は、台湾映画『GF*BF』です

少しご紹介したいと思います。
ストーリーは・・・
台湾が戒厳令下にあった1985年から、2012年にいたるまでの激動の社会を背景に、男女3人の27年間にわたる友情と三角関係を描いた青春映画。
主演はグイ・ルンメイ、ジョセフ・チャン、リディアン・ヴォーンです。
グイ・ルンメイとジョセフ・チャンは共に『藍色夏恋』でデビュー。リディアン・ヴォーンは『モンガに散る』で人気俳優になりましたね
高校時代は高雄、大学生~社会人時代は台北が舞台になっています。
台湾映画を観ていると、いつも風景や、街の様子がとても美しく、いきいきと撮られていて、実際に行きたくなってしまうことが多いのですが、この作品も高雄の自然がとっても印象に残ります

戒厳令下にありながらも、のびのびと青春を謳歌している三人。ここから複雑な三角関係は始まっていて、その瑞々しくも切ない恋模様が、優しい自然に包まれているようでとても爽やかです。
変わって大学~社会人時代。舞台は台北に移ります。
大きな夢を抱いて上京した彼ら。
学生らしい反政府活動をしながらも、徐々に現実を知っていき、今の生活や関係に限界が見えてきてしまう・・・という厳しい場面を、都会の街の様子を背景に描きます。学生時代にありがちな内輪だけで盛り上がって世間とはずれてしまう様子がなんとも痛々しい

このデモ集会のロケ地はあの中正紀念堂です

台北の観光地として必ず行くところですよね!
大きな蒋介石の像があるところです

映画のロケで使われるのは本作が初めてとのこと。
この映画の主軸は3人の恋模様。
それぞれの関係が丁寧に描かれています。
しかし必要最低限の説明しかされていないので、観ている側で想像して膨らませていくシーンも多いです。
このシーンの忠良(ジョセフ・チャン)はどんな気持ちなのか、美宝(グイ・ルンメイ)の心の揺れ動き、心仁(リディアン)は気づいてるの??
などなど、気になるシーンが出てきて、思いを巡らせてしまいます
とにかく切ない3人の恋。
あなたは、誰の気持ちに一番心を動かされますか?
観た後にじっくり話をしたくなる、素晴らしい映画です

是非是非ご覧ください!!
10/10(金)~10/13(月)連日12:10
HP
http://www.pm-movie.com/gfbf/index.html
Posted by サールナートホール 静岡シネ・ギャラリー at
17:46