こんにちは。みのりです。
今日は雨ですね。
映画業界、特に映画興行業界の業界用語に、「雨が降る」というのがあります。
どういう意味か、わかりますか?
・・・答えはこのブログの最後で。
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さて、本題です。
来週土曜日4月30日から公開の『バスキアのすべて』が、公開前日の29日(金・祝)に、
静岡市民美術館にて「Shizubi シネマアワーvo.3」として県内先行上映されます(ちなみにVol.1は『ようこそ、アムステルダム美術館へ』、vol.2は『ハーブ&ドロシー』でした)。
美術館でアートにまつわる映画を観るチャンス、そして鑑賞料金も破格の500円となっていますので、みなさん是非ご参加ください。
All Jean-Michel Basquiat works (C) Estate of Jean-Michel Basquiat,Used by Permission, Licensed by Artester,New York
Shizubi シネマアワー Vol.3
『バスキアのすべて』
静岡市美術館の映画上映会第3弾。80年代のアート界に新風を吹き込んだアーティスト、ジャン=ミシェル・バスキア。本人の貴重なインタビュー映像をもとに綴られるドキュメンタリー映画を県内先行上映します。
日時:2011年4月29日(金・祝)18:30-20:00(開場18:00)
会場:静岡市美術館 多目的室
参加料:500円
定員:80名(当日直接会場へお越し下さい。先着順。)
※整理券の配布はございません。
主催:静岡市美術館 指定管理者(財)静岡市文化振興財団
詳細お問い合わせ:054-273-1515
http://shizubi.jp/event/shizubivol3.php
企画協力:(株)サールナートホール
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・・・では最初のクイズの正解です。
「雨が降る」というのは、上映を繰り返すことによってフィルムが劣化して、晴れのシーンでも室内のシーンでも雨が降っているように、縦方向のキズが入ってしまうことです。フィルムは映写機内部を縦方向に進んでいくので、キズも縦に入ってしまうのですね。
デジタルにはない「味」と言えなくもないのですが、映写に際しては「雨」が降らないように気をつけています。
・・・簡単すぎましたか?
でも、映写の業界用語の中には、もっと難しいものもありますよ。
「毛抜きだから、急いでケツからバラして」とかね。
どういう意味でしょうね。映写室内で何が行われているのでしょうか。こわいですね。
それではまた。
Posted by サールナートホール 静岡シネ・ギャラリー at
18:51