“福”支配人

どうも、“福”支配人です。
１６日の『大丈夫。　―小児科医・細谷亮太のコトバ―』先行上映から始まり、
「特集：未来を生きる“こども”たちへ」は、ちょうど折り返しに差し掛かりました。
本特集は１０/１(土)の「映画の日」まで上映中ですので、是非１作品でもご覧ください。

さて、遅くなってしまいましたが映画『大丈夫。』舞台挨拶レポートをしたいと思います。
２２日の静岡新聞・夕刊で舞台挨拶様子の記事を読まれた方もいらっしゃるかと思いますが、
１６日は『大丈夫。』の伊勢監督と出演者の細谷先生が舞台挨拶に来てくれました。
(静岡新聞社のＯ様、この度は大きく取り上げていただき、大変お世話になりました。)

(左：細谷亮太先生、右：伊勢真一監督)

「細谷さんと舞台に上がる時は打ち合わせというものをしたことがないのですが…」
っと監督が始めに言いましたが、本当にその通りで、舞台挨拶はぶっつけ本番という感じでした。

もちろん映画の中にも「いのちのコトバ」が溢れていますが、伊勢監督や細谷先生は
東日本大震災の被災者へ想いを絡めながら「命はいつでも生きる方向に向かっている」と
熱心に、そしてやさしく話をしてくれました。

『大丈夫。』は細谷先生が俳人・細谷喨々として詠んだ俳句が全編全編に渡って登場しますが、
驚くことに、その句を詠んだ時の心境や出来事をはっきりと覚えていたりしていて、
悲しみを忘れずに生きている細谷先生、その思いや姿勢をカメラに収めようとする監督に
“福”支配人は改めて感心してしまいました。
(劇中シーン)
(打ち合わせがなくとも、話し始めればいくらでもお話できるのが二人の凄いところですが)
あっという間に５０分が過ぎてしまい、質疑応答のお時間を割愛させていただきましたが、
帰りのロビーでお客さんたちは先生や監督に直に話をされていました。
映画に取り上げられた細谷先生の俳句が掲載されているパンフレットを
多くの皆さんにお買い求めいただきました(これ、読み応え有ります！)。

今回の上映日時が平日・夕方とういうこともあり、(しかも夜の上映回が後ろにあった為)
参加できなかった方がいらっしゃったら申し訳なかったですが、
映画『大丈夫。』を始めとする良質なドキュメンタリー作品はまだ上映中ですので、
お誘い合わせのうえ、お越しください。
 映画『大丈夫。』ほか
「特集：未来を生きる”こども”たちへ」１０/１(土)まで上映中
特設ＨＰ…http://www.cine-gallery.jp/cinema/event/miraiwoikirukodomotatie/miraiwoikirukodomotatie.html

監督と細谷先生、お忙しいところわざわざ静岡にお越しいただきありがとうございました。
是非、またお会いしたいです。
(『大丈夫。』の続編完成(？)を勝手に期待しつつ…)