eしずおかイベント情報

サールナートホール&静岡シネ・ギャラリー

静岡市葵区御幸町にある、文化施設のサールナートホールです。 三階には、静岡シネ・ギャラリーも併設しています。 いろいろな催し物、映画を上映しています。

新着イベント情報

【重要】2021/8/14(日)『映画:フィッシュマンズ』18:30の回、上映時間変更のお知らせ

【8/14(日)『映画:フィッシュマンズ』上映時間変更のお知らせ】

この度、静岡市はまん延防止等重点措置が適用される措置区域に指定され、静岡県新型コロナウイルス感染症対策本部より、「映画館の営業時間は21時まで」と営業時間短縮の要請を受けました。
つきましては、8/14(土)『映画:フィッシュマンズ』の②18:30~の回を30分繰り上げさせて開催させていただきます。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

【上映時間変更前】
8/14(土)『映画:フィッシュマンズ』②18:30~21:30

→【上映時間変更後】
8/14(土)『映画:フィッシュマンズ』②18:00~21:00


 ※上映時間変更によるチケットの払い戻しをご希望の方は、8/13迄に劇場にお申し出ください。なお、①14:00の回は変更がないため、返金の対象外となります。
 ※上映イベントに出店する店舗の営業開始は13:00~を予定していましたが、一部の店舗では11:00~(予定)営業いたします。
 ※①14:00~の回に変更はありません。

Posted by サールナートホール 静岡シネ・ギャラリー at 15:24

静岡シネ・ギャラリー 営業時間短縮のお知らせ

【営業時間短縮のお知らせ】

この度、静岡市はまん延防止等重点措置が適用される措置区域に指定されました。それに伴い、静岡県新型コロナウイルス感染症対策本部の営業時間短縮要請に基づき、営業時間を以下の通りといたします。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

適用期間:
令和3年8月12日(木)~8月31日(火)予定
営業時間は21:00までといたします。

※準備期間となる8月8日(日)~8月11日(水)までは通常営業をいたします。
※8月12日(木)の『RUN』①19:50~の回と『ライトハウス』②19:25~の回は休映となります。

Posted by サールナートホール 静岡シネ・ギャラリー at 12:00

香港に自由を 『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』

香港を代表するポップスター、デニス・ホーは2014年の「雨傘運動」に参加したことで当局からマークされ、スポンサーも離れ、大規模な公演もできなくなってしまう。しかし、2019年の逃亡犯改正条例の反対運動の最中、先頭に立って闘うデニス・ホーの姿があった。普通のスター歌手だったデビュー当時からの軌跡と次第に民主活動家として目覚めていく姿を記録したドキュメンタリー。



私はデニス・ホーという人のことはこの映画で初めて知りましたが、まず、その卓越した歌唱力と表現力に、香港のみならず中国本土でも人気のあったことがすぐに理解できました。
共に教師だった彼女の両親は、中国への返還を前にモントリオールへの移住を決意。
カナダの自由な空気の中で育つことで、デニス・ホーは民主主義や人権の重要さを自然に身につけることができたのだとのこと。
師と慕うアニタ・ムイの下で働きたい一心で香港に戻り、下積み時代を経験し、次第に歌手として成功を収めていったデニス・ホーは、2012年、レズビアンであることをカミングアウト。
今でこそLGBTのカミングアウトは以前に比べて容易になりつつある空気が醸成されはじめていますが、香港のスター歌手ではじめてカミングアウトしたという彼女の勇気は相当のものだったに違いありません。
自らの生き方に正直に、正しいと思うことを行うその行動原理は、やはりモントリオール時代の下敷きがあったからこそだと思います。
2014年の香港の行政長官選挙を巡る当局の約束違反に端を発する「雨傘運動」にデニス・ホーが参加したのも、当然の成り行きであったと思います。
そのことが、スター歌手としての彼女に大きな障害となることが分かっていても、彼女はそれを止めなかった、彼女にとってはそれが運命づけられた道だったのではないかと思うのでした。

デビュー当時からもともと目鼻立ちのはっきりした女性でしたが、この頃からの彼女の顔つきは揺るぎない信念に裏打ちされた活動家としての眼差しを帯び、その姿に圧倒されるのです。
活動家としてのデニス・ホーは自らデモに参加するほか、国連やアメリカ議会の公聴会でも証言。
危機に瀕する香港の現状を訴え、民主主義と法治国家の原則に逆行する中国政府の方針に対抗することの意義を切々と説いていきます。
曰く、「香港が陥落すれば、自由な市民社会に対する脅威は更に大きくなるでしょう」
さながら現代のジャンヌ・ダルクといった風情。

映画は2019年秋ごろまでの模様を収録。
「香港の闘いは更に続く」・・・

その後の香港で何が起きたか?
民主化デモの膠着化に続き、2020年6月の国家安全維持法の施行と発効。
林檎日報の廃刊・・・
香港の民主主義は完全な終焉に向かい、最早国際社会はその流れを止めることは不可能に思える状況下にあります。
デニス・ホーをはじめ周庭さんら民主活動家、香港の人々のこの先を思うと、映画の中で勇気を貰った思いを、いったいどう現実に結び付けたら良いのか、茫然と立ち尽くすよりほかありません。




私たちに出来ることは何か?
この絶望的な流れを押し留めることはできないとしても、その心に寄り添い、忘れることなく、応援する以外にない、と思うのです。
デニス・ホーという人が今後活動家として、また歌手としてどのように活動していくのか、その動向を知り、支えていく道を、我々は手探りをしながらでも模索するよりほかない、と強く感じるのでした。




『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』
静岡シネ・ギャラリーにて、
2021/7/23(金)~8/5(木)迄上映予定

2021/7/23(金)~7/29(木)
①10:00~11:25

2021/7/30(金)~8/5(木)
①12:10~13:35

Posted by サールナートホール 静岡シネ・ギャラリー at 12:41

その嘘は本当ですか? 『猿楽町で会いましょう』

独立して2年ほどのフォトグラファー小山田(金子大地)は編集者の嵩村にポートフォリオを見せると「何が撮りたいのか分からない」と酷評される。ところが嵩村は思い出したように読者モデルの撮影仕事を小山田に紹介することにした。待ち合わせ場所に現れたのは駆け出しモデルの田中ユカ(石川瑠華)だった・・・



ポスターや予告の印象からはよくある恋愛もののように見えますが、さに非ず。
ある意味では激辛のトラウマ映画。

最初の撮影で二人が出会い、次第に仲良くなっていく様子は若い男女の恋愛ものの定番スタイル。
物語があるところまで到達すると、映画は二人が出逢う前のユカの物語を描いていきます。
タレントの養成学校に通い、モデルになるべく努力を重ねるユカだったが、そこにはやはり簡単ではない困難が待ち受ける。
モデルになるために、ユカはイヤなことも受け入れていくが・・・


物語が動き始めてから先のことは何も知らない方が良いので、具体的なことには触れませんが、小山田が出会ったユカは小山田の知らない沢山の秘密を抱えており、精神的にも非常に危ういところにあることが明らかになっていきます。

モデルとして成功するためには本来の自分の姿を虚飾で包み込み、自分の理想とする姿を自分に合わせようと無理を強いられるものだということがユカの体験から窺われます。
人に知られたくない秘密を隠すためにウソを重ね、本当の自分と次第に乖離が大きくなっていく。
好きな人には自分の美しい部分以外は見せたくない、必然的にウソをつくことにハードルが低くなっていく様子は見ていて非常に辛い。


またユカに秘密があることに薄々気付いていく小山田は、ユカの秘密が何なのか、どうしても知りたくなっていく。
相手のスマホを覗きたくなる心理はこうした状況では必然だと思いますが、それを実行することで得られる“真実”がもたらす悲劇は、それを知らずに済んでいた方が幸せに過ごせたのではないか?というジレンマに直結するのです。
誰もが人には知られたくない秘密のひとつや二つはあるのではないかと思いますが、それを知らずに済ませることの「思いやり」や「度量」を備えることはやはりなかなか難しいことだと思います。
人の本音や欲望が顕わになって、生傷に塩を塗り込む痛みを体感しなければならないこの映画は、当初のイメージとは違い、相応の覚悟が必要です。
ただ、間違いなく胸の奥底に“刺さる”映画だといえるでしょう。



石川瑠華という女優は本格的な演技は本作が初めてとのことですが、良い意味で場数を踏んでいないことの初々しさや度胸の良さが前面に押し出され、圧倒的な存在感を放っていました。
シネギャラリーでも上映予定の『うみべの女の子』でも主役を演じています。
まず本作でその実力の程をご確認いただければと思います。



『猿楽町で会いましょう』
2021/7/9(金)~7/22(木)上映

2021/7/9(金)~7/15(木)上映
①14:50~16:55
②19:15~21:20

2021/7/16(金)~7/22(木)上映
①13:25~15:30
②19:30~21:35




Posted by サールナートホール 静岡シネ・ギャラリー at 11:44

『ファンタスティック・プラネット』関連グッズ販売のご案内

みなさん、こんにちは。
ミニーです。

7/16(金)より『ファンタスティック・プラネット』の上映が始まります。
青い皮膚に、赤い目。
少し不気味なビジュアルが強烈な印象を放つ本作ですが、
アニメーション作品としては史上初、カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞したカルト的人気の作品です。
劇場で鑑賞できる貴重な機会をお見逃しなくemoji02

関連グッズもご用意しています。




・Tシャツ《フランス本国公認オリジナル》 M/L/XL 各5.000円
 *Tシャツの購入は、本作をご鑑賞される方限定です。

・ポストカード〈3枚セット〉 500円
・B2ポスター 500円

*本作のパンフレット販売はありません。


すべて数に限りがありますので、予めご了承ください。
不良品以外の返品・交換はできません。
Tシャツを購入の際は、必ずサイズをご確認ください。


販売期間は、『ファンタスティック・プラネット』上映期間中のみです。

【7/15追記】
購入個数制限に関するお問合せを頂きましたので、以下の通りとさせて頂きます。
お一人様、各商品1個までとさせて頂きます。
お一人でも多くのお客様にご購入いただくため、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。



上映期間・時間は当館HPでご確認ください。→コチラ


現在も引き続き、新型コロナウイルスの感染予防対策を万全にしながら、
営業しております。
ご来場のみなさまもご協力の程よろしくお願い申し上げます。

3階ロビー&劇場内での飲食はご遠慮ください。
マスクの着用をお願いします。

水分補給などの熱中症対策をお願いします。

それではみなさまのご来場をお待ちしております。

Posted by サールナートホール 静岡シネ・ギャラリー at 16:06

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サールナートホール 静岡シネ・ギャラリー
静岡市葵区御幸町のサールナートホールです。定期的に演奏会、講座などのイベントを開催しています。3階は、映画館『静岡シネ・ギャラリー』。ご来館を心よりお待ちしております。

お問い合わせ先

(劇場直通)

054-250-0283

〒420-0857
静岡県静岡市葵区御幸町11-14

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